身土不二【しんどふじ】

身土不二とは、自分が生まれ住む土地、その瞬間に採れた、旬の作物を食べると良い。
もしくは、今生活してる場所周辺の、採れたての食材を食べると良い。

という概念です。

身土不二=自然界の調和に身を置く

自然界は、あらゆる領域に於いてバランスを保っている。
もしくは調和を保とうと働く力があります。

「身土不二」=身体と自然の土は繋がっているという意味。
身土不二は自らを自然の一部として捉え、故郷の土と共に在り、調和の中に生きる一つの方法です。 その時その場所でとれた自然な食べ物を口にすることで、その風土に合ったエネルギーを受け取ることが出来ます。

参考 ⇒ 自分という存在を拡張した捉え方


また、その土地の区画を《一物》として切り取ったならば、 身土不二とは地域を一体とした、「一物全体」とも言い換えることが出来ます。

関連コラム ⇒ 「一物全体」

日本人にとっての身土不二

  • 「お米」
  • 「旬の野菜、作物」
  • 「旬の海の幸、海藻」
  • 「軟水」

多くの日本人にとっての、身土不二の食べ物。

というのは、「日本」という島国の中で見ると。
四季があり、海に囲まれ、温湿な気候で、稲作に向いている。
そして季節ごとに取れる作物が異なり、旬野菜はその時期に適した栄誉を含みます。

日本人は弥生時代より、稲と野菜、小魚を中心に食べてきました。
歴史を経て、代々それらの食材を摂取するのに適した身体の構造になっています。
日本人は腸が長く、お米などの穀物を消化するのに適しているのです。

(逆に狩猟民族《欧米等》は肝臓が大きく腸が短い、肉の消化に適する身体です)
身土不二とは、代々受け継がれた土地の記憶をそのまま実践することです。

身土不二「季節、州単位」

次に「東日本」と「西日本」や「季節」の違いで見ると。
東日本の北の方にいくにつれ、味付けが濃くなる傾向がある。
西日本は南の方にいくにつれ、味付けはあっさり目に。

また、暑い土地では身体を冷やす食材が豊富。
反対に、寒い土地では身体を温める食材が豊富に出来ています。
同じお米でも、東北のお米と九州のお米では性質が変わってくる。
その土地の水、その土地の気候、その土地のバランスに適したお米が出来るのです。

季節の違いや住む場所によって、現地の人々に必要な食材や味覚が変わるのもその為。

身土不二「地域単位」

身土不二をさらに「地域」ごとの括りで見ると。
その土地その土地の「特産品」や「伝統料理」といった形で。
現地の人々が美味しいと感じる料理法や食材が代々受け継がれています。

これらの風習には、身土不二に繋がる様々なヒントが隠されているでしょう。

自然界は、身土不二そのもの

もし純粋な田園風景に身を置いたならば、様々なモノが見えてくると思います。

なぜならば自然界は、常に調和を保とうとする力が働いているからです。
人為的に何もしなければ、自然の生み出すエネルギーに感動を覚えるかもしれません。
足りないものを補う、バランスを取る。
それらは人間が計算するまでもなく、自ずから発生するものだと最近感じてます。
身土不二が与えてくれる恩恵。


人は何も計算しなくて良い。
何も考えなくて良い。
何もしなくて良い。

その土地で自然に取れるものを、自分の美味しいと感じるままに食べる。
これこそが、身土不二の極みだと思うのです*:・'゚☆



なぜ日本の水が軟水か?
なぜヨーロッパの水は硬水なのか?


答えは簡単で、その土地がバランスを取るのに必要な水の姿だから。



なぜ北半球と南半球で季節が逆になっているのか?
というのも、単に地球全体から見てバランスを取っているに過ぎません。


バランスが保たれた大きな枠の中に、一回り小さな枠組みがある。
身土不二の中で私たちは、大小様々な自然のバランスに生かされています。

(たとえ見えなくても、自分たちに否応なく関係してくる。)


身土不二とは「その土地」の調和を形作る一部の存在として、私たちの身体と心が役割を果たし...
また「その土地」の恩恵によって、私たちの身体と心の調和が保たれている。




身土不二。

地産地消で自然に出来た旬の作物を頂くことって、多くの調和が保たれるでしょう。
すると自分の身体もバランスが改善され、より自分としての輝きが備わってくるでしょう。

同時にその光は、周りの環境を美しくする力も備わります。
身土不二とは、周りの環境と共に生きる知恵なのですね*:・'゚☆

最後までお読みいただき、ありがとうございます(' '*)

   

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