きんぴらごぼうの作り方

ごぼう 洗い方 きんぴらごぼうは基本の根菜料理として長年親しまれています。
きんぷらごぼうの効能として、冷え、むくみ、貧血、生理不順などに非常に有効です。

晩春から初夏に出来るごぼうは、おおよそ5月頃が旬ですが、産地によって出来る時期も異なり、翌年2月くらいまで市場に出回る常備菜となります。 土付きのまま暗がりに置いて保存。寒さに強く、長期間保存可能です。

きんぴらごぼうは50℃洗いの後、皮ごと調理を始めます。

きんぴらごぼうの作り方 レシピ

(きんぴらごぼう)
きんぴらごぼう

【分量】(6食分程)

ごぼう
50g
人参
20g
れんこん
30g(お好みで)
ごま油
小さじ1
天然水(出し汁)
100cc(煮汁として)
醤油
大さじ2

【所要時間】

下準備
料理時間

作り方

  1. 根菜類を50度で洗い、細切り
    (れんこんはイチョウ切り)
  2. フライパンを熱しごま油を入れ、ごぼうを少量ずつ炒める。
  3. 香りが飛んで油が馴染んだら蓮根を同様に加え炒める。
  4. 人参を加え、全体に油が馴染んた所で煮汁(水)を入れ、蓋をして弱火で煮る
  5. 水気が飛んだらしょうゆを入れ、煮詰める。

仕上げに胡麻を振りかけたりもする(。◕ ∀ ◕。)ノ

食材を洗う

ごぼうは皮を傷つけないよう、優しく洗います。
最初に軽く土や汚れを落とし、其処から50℃のお湯で洗う。

人参やれんこんも同様に50℃洗いです。

材料を切りそろえる

次に材料を切りそろえていきます。
ごぼうと人参は斜め切りの後、細切りにする。
れんこんは節を縦4つに切った後、横に向けてイチョウ切りにします。

ごぼうの笹がき イチョウ切り 細切り

フライパンで炒める

フライパンを熱してごま油を少量敷く。このとき弱〜中火です。
食材を鍋底の大きさに合わせて、数回に分けて炒めていきます。
その為、箸で混ぜ過ぎる必要はありません。

鍋底のごぼうの香りが飛んで、ある程度火を入れた所で...
炒めたごぼうを脇に寄せて新たな食材を加え、上から古い方を被せて平らにする。
すると新しく加えた食材に火が通りやすくなり、全体の火の加減が均一になるのです。
料理用語では上下を入れ替える「天地返し」と呼ばれています。

ごぼう炒め 脇に寄せる 天地返し


次にれんこんを炒めます。じっくり火を入れてください。
鍋に引っ付きやすいので、加えたら鍋から離れるまで動かさないのがポイントです。
もしも引っ付くようだったら、食材の下に少量のごま油を足します。

れんこん炒め 脇に寄せる れんこんを数回に分けて 全体を天地返し



その後、人参を入れて全体に火を通します。
天地返し 天地返し 鍋底が被る量の水 低温蒸し
全体に油が回ったら、煮汁(水)を鍋底が被るくらい入れ蓋をする。
そこから弱火でじっくり煮詰めていきます。
低音の蒸気で火を入れる「低温蒸し」に近い状態で、素材の旨味を引き出します。



水気が飛んだら、しょうゆを鍋肌から回し入れます。
そして再び煮汁がなくなるまで煮詰めて、完成です。
味付け

美味しいきんぴらごぼうの作り方

美味しいきんぴらごぼうを作るコツは...

  • 少量ずつ時間をかけて炒める
  • 弱火でじっくり火を通す
炒めもの全般に言えることですね。 低温でじっくり火を入れることで、素材の旨味がぐ〜んと引き出されます。
すると簡単な味付け「しょうゆ」のみで、美味しいきんぴらごぼうが出来るのです。

香りづけに胡麻や唐辛子など、様々にアレンジしてみると楽しいですよ〜。



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