見失っていた男性性

私が1歳になる前。
母が、父に放り出されてから。

幼少の時から感じていた。


世の男どもがくだらない存在だってこと

そして私の母を傷つけた男の血...
自分にも、同じ血が流れていることを


ずっと母親の話を聞いていたからかな、

「あなたは、ーーな子で有りなさい」


なんて言ってたっけ? 忘れた。まぁどーでもいい事なんろう。
たぶん自分は、この悲劇を繰り返さないためにも
母の云うような人間にならねばと、ずっと思って生きてきたんだ。



自分に身勝手な男の血が流れてることが、嫌だった。
男であることが嫌だった、たぶん、中学生高校生と上がるにつれて
嫌でも男であることを自覚するしか無いとなれば...
ずっと、自分の内面を偽って生きていくしか無かったんだろう。

学生時代、自分を偽ってきたから、友人として残った同級生は居ない(知り合いは居ます)
周りに理解してもらおうなんて思わなかったし、素を見せようとも思わなかった。



このサイト、女の人が書いてると思った?
残念、男の人でした(。0 _ 0。)ノ

私の居場所

現実世界には、居場所なくてね。
「あきの」っていう名前で、PCの仮想空間の中で、
やっと居場所を見つけたってかんじですね。
ここでなら、自分のなりたい!!姿で生きてくことができるんだって。

 
まぁ、別に女性になる必要はなかったから。
男に見られなければそれでよかった。


傍から見れば変な人間だね。人間?なんだろうか。
もう、自分が何者なのかも分からない状態だったんじゃないかなぁ。


誰も、ありのままの自分を認めてくれる人は居ない。
自分すら認めてないのだから、繋がりも何もない孤立した存在。
空っぽの器。空っぽの... 何もない、何もない。


何もない。



なぜそうなったか、今ならはっきり分かる。

父と呼べる人と、母と呼べる人が
嘘偽りの関係であったから

私には、父と呼べる人も、母と呼べる人も居ない。
ありのままの自分を受け入れてくれないのは、あの人達が本当の親ではないから。
だから、親が、子の人間性を認めないのだ。自分でない半身の部分を。
私のありのままの存在が、あの人たちにとって、最初から疑わしいものなんだ。

⇒ 本当の親って何だろう?


私には本当の親が居ないということだ。
...いや、見つかっていなかっただけなのかな?
少なくとも、マスターは私の心の中で(こっそりと)父親なわけだし。




ただ、繋がりも何もない、空っぽの器だったから
色んな事が、ありのままの視点で見れたんだと思う。
色んな人が、私を助けてくれた。

私には、常識とか、狭い社会(家)のルールとか、殆ど教えこまれて無かった。
どんな空間にも、溶けこんでいけた。そこのしきたりに倣えた。


...

色んな人の想念が、渦巻いてくる。
私は誰だろう?


誰でもないかもしれない。
私の中には、色んな人が居る。



たくさんの人達のお話を聞く中で
実は、私の以前父だった人が、本当の男性でなかったことに気づいた。
私が、男だと思ってた男性像とは、実は偽物だった。

マスターのような方こそが、父であり、本物の男性なんだと感じるようになった。




「私のお父さんになってくれますか?」
「お兄ちゃんと呼んでもいいですか?」


この彼も、たぶんそんな男性なんだろうな。


男性の価値観は狂わされていた?

世の男性が、男で無くなってしまったのは
やっぱり、価値観が狂わされたせいなんじゃないかなって、今は思う。


家族を養うにはお金があればいい?
だから、お金をたくさん稼げた人が本物の男性?
序列のし上がって年収スゴイ人が勝ち組で、底辺階層の人は負け組?


。。。。


んー。



みんな、みんな大変な思いをして、本物の男であろうと努力してきたんだよね。

で、努力に努力を重ねて、やっとの思いで勝ち取ったその権威と財力で...

女の人の反応は...


「感じるんだろう〜? ほ〜れ、此処がイイんだろ〜?」

自信たっぷりに...(。0 _ 0。)ノ で...




あれ?!

なんで??

どうして???

何だい? その蔑むような目。

俺を何様だと思っているんだい?!

これまで、死に物狂いで頑張ってきた俺に対して、その仕打ちは何だい?!!




頑張ってのし上がって、とうとう得られるはずのものだったそれは、

実はそこには存在しなかったのだと、

最初から間違いだったと、気づいた時には遅くて...



本当は、目の前にあった真実が、ありのままの感情が、
とうに、見えなくさせられてしまってて。
もはや仮初めの栄光にすがりつくしか無くて。

誰によって? 教育によって? 偽りの両親によって?
自分がこれまで努力してきたことが間違えだったということを?

努力を信じた結果が、実は無意味だったと認めることができず、 たぶん自らの肩書やプライド、見せかけの立場を保つため、 無理矢理に奪ってでも、得られるはずだったものを、得ようとしたのだろう。

本当は気づいていながら...


あるべき場所から、望まれない形で、無理矢理に...持って行って。
権威やルールで雁字搦めにして。本当の想いを閉じ込めて...
自分の間違えを認めようとしなくて、そうして悲劇が連鎖していったんだね。「


私は、そんな奪っていくばかりの男の人達がもたらした結末を、生まれて間もない頃から見せられて。 「男」である自分が嫌になってしまったんだろうね。


でも、マスターや、彼のような人に出会えて、救われたんだよね。

本物の男性とは何かを知るんだ

あの時の彼は、こう思っていたそうだ。

「世界中で男は俺一人でいい」⇒ ...

うん、ある意味。そう思う。
なんで先生してるか、そういうことなのかな?って思う。分からないけど...

でもそれ、物理的には、不可能だから。
何でも自分一人で背負い込もうとしないで欲しい。
助けてくれる人たち、たくさんいると思うし。

それこそ自然に、ありのままに伝えられたら、
多くの子どもたちが、彼の本物の男性性を、真っ直ぐ受け継いでいくと思うから。


使命感なんて要らない、無理に先生である必要は無い。
好きなように生きたらいい。そのほうがずっとイイ。
って、楽しんで先生してらっしゃる気もするけど(笑

「自然が一番いいんだ。なんでそんなことがわからないんだ。」
(彼の言葉より ⇒ ... ...



得られるはずだったもの、失くしてしまったもの。
必ずあるべき場所に還ってくるから。



少しだけ手伝わせてね。



最後までお読みいただき、ありがとうございます(' '*)(記事作成日:2015.09.10

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