白砂糖の害

白砂糖の害は、近年いろいろな所で言われるようになりました。
白砂糖は、もともとの原料であるさとうきびからミネラルやその他の成分が取り除かれ、漂白精製され、純粋な糖質のみが残った状態のものです。
漂白する過程で合成科学薬品で処理されるため「食品添加物に近い」との見方もあります。

それでは、具体的にどういった害が指摘されているのかを順に見て行きましょう。

白砂糖は胃腸を弱らせ、食べ過ぎの原因、中毒性を作る

白砂糖のエネルギーは紙のように直ぐに燃え尽き、持続性が無いのが特徴です。 そこから得られる血糖値の乱高下は著しく、胃腸の消化器官に負担をかけ、栄養の消化力を落としてしまいます。

糖質をエネルギーに変換するにはビタミンB群や各種ミネラルの働きが必要ですが、白砂糖単体は純粋な糖質です、過剰な糖質を燃やすには体内のミネラルを消耗するしかなく、食べるほどにミネラル欠乏状態を促してしまいます。終いには普通に糖分をとってもミネラル不足で熱エネルギーをうまく変換できなくなり、冷えの原因にもなる。

すると食べ物の消化が滞り、その過程で消化酵素を余計に消耗し、さらに身体の修復に必要なアミノ酸をも消費しなくてはいけません(筋力低下の原因)

慢性的な栄養不足に陥ってしまうので、糖質を食べても食べても満足感を得られないのに関わらず、ついつい目の前の甘いモノが欲しくなります。 ストレスが続くと尚更、現状抜け出したいがために瞬間的な血糖値の上昇を招く間食やお菓子を食べたくなってしまうのです。

しかし精製された糖質には持続性がなく、いくら食べても直ぐにエネルギー切れとなり、お腹が空き、食べ過ぎの原因も作ってしまう。 このように白砂糖には、消化不良の原因を作ること、そして依存性を強めてしまうという2つの弊害があります。

白砂糖は身体の老化を招きやすい

以上のことからも、白砂糖は老化を招きやすい体質を作ります。 ミネラルの欠乏を身近な例えで置き換えてみると、もっと分かりやすいかもです。

人の身体は大部分が水で出来ていますが、砂糖を摂取すると体内は砂糖水になるとも言えます。
砂糖水は、全くミネラルを含まないので電気を通さない性質です。

これを人の身体に置き換えると、
砂糖水が増えるほど生体電気が通り辛くなり、
そこから神経の伝達障害が起こりやすくなる、とイメージ出来ます。

そう捉えると砂糖が神経回路を鈍らせ、脳の考える力や反射神経を削ぎ、筋力を低下させる原因とも取れる。 顔の表情筋も衰えるため、しわやたるみ、二重あご、むくみなどの老化現象を引き起こす発端です。 運動機能が低下し、代謝も落ちるため、痩せづらい体質にもなり、身体がむくみ、冷え性も誘発させます。 肌のターンオーバー、再生サイクルも乱れてしまいます。

さらに、砂糖を摂取することで細胞の糖化が進むため、紫外線で燃えやすく(肌が傷つきやすく)なり、 シミやくすみ、日焼けなど、細胞へのダメージが残りやすくなります。

老化が早い人、直ぐに顔が炎症を起こしてしまう人は、白砂糖も原因の一つになってるのです。
しかもミネラルが失われることから、虫歯の多くは、砂糖や糖質のとり過ぎが最大の原因となってます。



いつもいつも甘いモノが欲しくなる人は、
立ち止まって考えなおしてみてください...


このまま行くと、こういった乱れた食生活が習慣化してしまい、体型に現れ、肥満になる。
体型がだらしなくなり、顔が崩れ、美しさが保てなくなります(' ';)

砂糖を取りすぎると、人としてのバランスが崩れて老化一直線。
嫌ですよね。そうはなりたくない。

なので、白砂糖を含むものは嗜好品として嗜む程度に抑えたいところです。

白砂糖を含む飲食料に注意

さて、対処法です。
まず、スーパーやコンビニなどで売られてるドリンク類は要注意です。
身近なところで、実は多量の白砂糖が消費されています。

  • 清涼飲料水
  • スポーツドリンク
  • コーラ
  • 缶コーヒー
  • シェイク、フラペチーノ

《参考》⇒http://labaq.com/archives/51197015.html

缶ジュース1缶で一日の許容範囲を振り切るw(゚ロ゚)w



そして次の例。

  • 菓子パン
  • アイスクリーム
  • ケーキなど

《参考》⇒http://www.saishika.jp/okasi.htm

特に夏場のアイスは気をつけたほうが良いでしょう


これらは、知らないうちに白砂糖を多量に摂取する一因となっています。
見落としがちなので、みなさんも気をつけましょう。

白砂糖からの脱却

自然の甘みを引き出す

多糖類で持続性のある自然な甘み。同じ糖質でも、これらの甘みは身体への負担が少なくて済みます。
また、「発酵食品、甘酒、食材がもつ酵素」などの自然な甘さは身体にとってプラスに働きます。
自然の黒糖、てんさい糖、国産の純粋なはちみつも、次点でオススメです。

低温蒸しで驚くほど野菜が甘く
甘麹の作り方

甘いモノが欲しくなった時は酵素飲料を

甘いモノが欲しくてイライラした時は。酵素飲料に置き換えてみるのも手。
中でもお手頃でオススメなのが優光泉酵素。
6倍〜に薄めて飲むと、すっきりとした甘さが美味しい、健康的なジュースになります。

参考 ⇒ 酵素ダイエット おすすめ

塩気は電気を通す⇒中和

ミネラルを多く含む天然塩は電気を通すため、絶縁体の性質を持つ白砂糖の弊害を中和します。

朝一杯のみそ汁、梅干し、お漬け物。
これらが白砂糖による伝達障害を打ち消すのに効果的です。

少し身体がだらけてるな、と思ったら。塩。
食塩ではなく、ミネラルを多く含む「天然塩」を取ることが大切です。

天然塩おすすめ
梅干し 無添加おすすめ
みそ汁の作り方

糖質制限ダイエット

この流れを汲み取った糖質制限ダイエットについて、別ページにまとめました。
以下のコンテンツも合わせてご覧ください。

糖質制限ダイエットの正しいやり方


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