略奪大国という本を読んで

略奪大国。

以前、知人より読んでおけと云われた本。
私は、この本をみて、かなり考え方が変わったと思います。

知人は、おそらく
「日本円は宛にならないから、海外資産も持っておけ。金も持っておけ。
使えるお金が相対的に減るから、もっとお金を稼いでおけ」

という意図で勧めたのだと思いますが、私はまるっきり真逆のことを思いました。
かれこれ2年前のお話です。

 

内容は日本経済のことについて書かれてまして。
私たちの最も関係するところでは、
給与の手取り、実際に稼いだお金からどれだけ手元に残るか。

そして今後の税金による搾取がどのように悪化していくかについて書かれてある。

消費税が上がるというのが、すでに2年前の時点で云われてました。
実際その通りになってますね。。。

 

で、今後増え続けるであろう略奪、
もとい「税」について対策を考えるきっかけになったのですが
この本を読んだ時点で、私は以下のように結論を結びつけました。
たしか2011年2月3日のこと。旧暦のお正月か(o _ o。)

 

まず一つが、書面での所得を限りなく0に近づけること。

たくさん稼ぐ⇒稼いだ分だけ使う。
このとき、長い目で見て有益なものにお金を使う事がポイント。

国民一人ひとりの所得「売上-経費」が0になれば、
税金の取りようがない。ということです。

そして貯蓄の代わりに、それにかわる資産に変えておくということです。

 

そして二つ目が、貨幣依存から自立すること。

自給自足の仕組みを創り上げる。
個人で無理なら家族単位で、親族で、地域で、
出来る範囲で助けあって生活できる関係づくりをする。。。

 

シェア、助け合いの生き方に近いかな…

経済疎いので、何がなんだかよく分からないながらに考えていました。
そうして生きてきて、丸2年。

今、確かにお金を稼ぐこと自体が少なくなったのですが。
相変わらず何もできていないのが現状です。

畑も、少しかじって。中々上手くいかない。
それと、やはりお金で支払う項目が、今は税務上の手続きがありすぎてダメです。

おもいっきり赤字。以前稼いだ分が後になって追い打ちですし。
ほんと、タイミングの面でも上手くいかないものですね
とりあえず、もう一回お仕事面は、最低限稼ぐトコまでは復旧させる予定です…

 
ひどいのは医療費ですね。
みんな備えとけって言うんですよ。
備えるために稼げって。

ほんとはそんなことないと思うんです。

すべての病気を失くす仕組みづくりや。
生活保護レベルの人たちが普通に仕事出来る社会づくりとか。
は、なんとなく実現可能な気がします

それを目指して、このサイトのコンテンツを作ってもきたのだから。

 

みんなどうして病気になるのか、自分で分かろうとしてない。
お医者さん任せだから、そんなだから、無駄に稼がなくちゃいけなくなるんだし。

お金稼ぐこと自体は、悪いことじゃない。
だけど、無理すると、色んな所に歪が出る。

 

それは、見てたらよく分かる。
そんなことしてまで稼いだお金は、関わってきた人の時間と人生の犠牲が大きい。
全体で見たら、けっきょく何にもならない。

おかしな話。
自分の備えのために、無理して、がんばろうだなんて。
やっぱり、今を見てないんだろうなぁ…

コメント欄、なぜか医療費のことで討論になってきたもの。
ちょと続きの記事で、頂いたコメントの内容をあげてみようと思います。

この感想に対して頂いたコメント覧です

一言コメントでいただいた感想

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(されど実現には・・・・、途方もない「ゆめ」にちかいいかな?)
(まずは「思い」ありき。すべての進歩や変化はそこからでしょ。)
(世の中の流れはその方向に確実に向かっている、と思います。)
(原始時代から近世までそうだったかも。では、現代はむしろ退行している?)
(ところがだ。自給自足をする「土地」を買うのにお金がいる)

賛同してくれた方のコメント

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私はあっきーさんの理想って理解できるんですよ。

「みんなが幸せに笑って暮らせる」社会って誰もが望んでいるものです。

で現実はとゆうとそうゆう社会になるにはかなりの時間はかかるんじゃないかと思います。でも方向的にはそうゆう社会に向かって進んでいる感覚もあります。

でもKさんが仰るように、今日起こりうる危機にも対処しておくこともすごく大事だと思います。

健康を害するのはホントにある日突然です。

なので短期的な目線と長期的な目線をハイブリッドさせて、今は稼ぐことに重点をおくのがいいんじゃないかなって思いました。

でもあっきーさんのその世界観はすごく好きですよ。
大きな夢はそれを抱かないとそこには絶対到達しないですよね。

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>>もう一つが貨幣依存から自立すること。
>>自給自足の仕組みを創り上げる。
>>個人で無理なら家族単位で、親族で、地域で、出来る範囲で助けあって生活できる関係づくりをする。。。

あきのさん

最近、こういう流れはもう、止められない世の流れなのです。
わたしは、各地でトランジションがいくつも出来上がっているを知っています。
それも自分の土地でない場所で着々と全国規模で。

自分が考えることは、実はもう世界の、宇宙の流れの中のひとつです。
同じように考える人が実はどれほどおおいことか。

 

ただ、矛盾することもあります。

貨幣経済の中の夢は貨幣経済の中で実現可能です。
貨幣経済から脱却したいのであれば違う思考やメソッドが必要だとおもいます。

両方のよさを味わいつつも、人は最後に本当に進みたい方向にいくのでしょうね。
今後の地球が(日本が)どうなっていくのか私は楽しみなのです。

 

医療についての討論

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もう一つが貨幣依存から自立すること。
自給自足の仕組みを創り上げる。
個人で無理なら家族単位で、親族で、地域で、出来る範囲で助けあって生活できる関係づくりをする。。。

シェアの精神かも(‘ ‘*)?
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>>ところがこれでは「医療」は受けられない。

>>医療にはお金がかかるからね。

>>↑

>>経験者。

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だからこそ、すべての病気を失くす仕組みづくりも視野に入れてます。

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>>明日大切な人が高額医療にかかったら?

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>>>すべての病気を失くす仕組みづくり

>>食べ物とかだけだと補えないです。
>>で、予防医療は、とーっても高いですよ。保険適用されないから。

>>例:アンジーの手術。あれ、検査だけでも5000ドル以上かかってます。

 
>>ざーっと読んで感じたのは、
>>あきのさんは本当にまだ若いんだなということと、
>>家系的にも健康なんでしょうね。
>>身近に重病患者とか介護とか見たことないのかな、と。

>>(知識があっても、身銭を切るとか押し付け合いみたいな
 ドロドロの現場は知らないのかな、と)

 
>>でもねえ、健康ってある日突然損なわれることがあるんですよ。
>>徐々に衰えるのもつらいけど、ある日突然穴に落ちるように悪くなったとき、
>>低所得で得することは、多くはありません。

 
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>>>>例:アンジーの手術。あれ、検査だけでも5000ドル以上かかってます。

>>本題からは離れますが、
>>これは予防医学とは言えないと思う。

>>これを予防と呼ぶなら、極論

>>「病気を予防したいので今すぐ死にます」

>>という論理が成立しそう。

─────────────────────────────

>>>>これは予防医学とは言えないと思う

>>なぜですか?
>>「現時点で発病していないのに、検査して処置する」のは
>>予防医学だと思いますが。

>>>>という論理が成立しそう

>>思考が飛びすぎていて意味がわかりません。

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というふうに、色んな人が次々に討論に参加してきまして…

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>>予防医学とは

>>健康的な食生活や健全な精神状態を保つことで
>>健康増進して病気になりにくい身体をつくること。

>>と捉えているからです。

>>だから、「予防目的の肉体器官の摘出手術」は行き過ぎで、
>>もはや予防医学の範疇を超えているという認識です。
>>ここまでくると西洋医学の暴走だと思っています。

>>個人的には動脈瘤のクリッピングによる破裂防止までは
>>予防の範疇かなと思います。

>>だから、アンジーの

>>乳房を切除したから、乳がんにならない

>>という理屈は拡大すれば

>> 胃がなれれば胃がんにならない
>> 肺がなければ肺がんにならない
>> 肉体がなければ病気にはならない

>>ということになってしまうではないか?

>>ということです。

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>>横から失礼します。

>>ロジックは正しいかと。(予防医学の定義はノータッチで)
>>ただし、「”病気”というものを発現させない」が要件であれば、です。
>>もしそうであれば、「病気になる前に死ぬ」も「病気の発現主体であるため子孫を残さない」も成立するでしょう。

>>でも「医学」ですよ?
>>医学である以上、「生きている」ことは絶対要件かと。

>>「医学」において、「生存」より優先される要件ってあるんでしょうか?
>>(尊厳死はある。けどそれすら議論が真っ二つなのに)
>>科学、あるいは宗教であればあるかもしれませんが。

>>※あきのさん、本題外でレスを汚してしまってすみません。

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>>>>これを予防と呼ぶなら、極論

>>>>「病気を予防したいので今すぐ死にます」

>>>>という論理が成立しそう。
─────────────────────────────

>>本当に極論ならば成り立ちますね。

>>(生死よりも病気を優先事項1番としたら)

>>結局

>>いつからいつのどれを優先順位にするか?

>>で変わるかと。

 

>>おーかさんの意見である「その前に生存が優先」ならば、

>>予防医学でしょうし。

 

>>「効率よく生きたいので生まれたらすぐに死にます。

>>だって。。。

>>死というゴールに向かうなら生きるって無駄でしょ?」

>>も何を優先するか?で正論にもなりますし。

 

>>1.できるだけ長く生きる

>>2.病気の可能性はつぶす

>>という優先順位だとアンジーの選択になりますね。

 

>>胃とか取ると「長く生きる」には反するでしょうし、

>>肺がなければ肺がんにならないけど死ぬし、

>>肉体がなければ病気にはならないけど、優先順位1番の

>>「生きる」がないがしろだし。

 

>>1が前提としてあって2について議論している時に、

>>2を優先1として話をしだすと他の人が混乱しますw

 

>>まあ、1の前提がわかない人が2を第一として議論始めて、

>>1の前提の人とかみ合わないのは世の中の常だけど。)

>>例 生徒の「やる気起きない」とかw

>>⇒第一優先事項が「目標達成」になってないから

>>そんなふざけた優先順位が低いせりふを言えるんだ

>>とかね。

─────────────────────────────

>>うーん、予防医学?
>>そりゃ、予防できるものは出来たほうがいいね。

>>最近、母親の風疹が問題になっています。
>>沖縄がまだアメリカの時に沖縄では聴覚障害者を中心としたたくさんの障害者が生まれました。

>>これらは風疹の予防接種を受けているとかなりの確立で
>>障害児が生まれる可能性は減ります。

>>そういったレベルの話とは思うんですがね…今の予防医学って。
>>現に私は原因不明ですし。

>>もう一つ、こういうような話が出てくるのも大いに結構ですが
>>なってしまった人をどうするかということに関心を持っている人は非常に少ないです。

>>自分、ロボティクス(ロボット工学)にもちょっと触れたことがありまして
>>脳波制御での義手・義足は遠からず実現されると思っています。

>>また、神経切断による麻痺はips細胞などで再生医療というのが
>>可能性としてあります。

>>しかしながらリハビリや調整に長い時間かかるでしょう。
>>老化の問題もあります。

>>優先順位を間違えると一生リハビリです。
>>これでは五体満足的な体になっても
>>それにかかった時間は戻ってきません。

>>アンジーの選択は大きく言われていますが
>>身近なところでは盲腸でしょう。

>>盲腸が無ければ虫垂炎になることはありません。
>>しかし、盲腸になる人は何人に一人の割合なんでしょうか?

>>むしろ、リスクが発見され、このままではとなるなら
>>切除など必要かもしれませんがね。

>>予防医学の観点は理解しますが
>>私は今回のアンジーの件を出すなら
>>金持ってるから出来るという事だとも思いますよ。

>>一般人だとなかなかですし、
>>アンジーは作り物ですがちゃんと胸を作ったそうです。
>>そうなると成形の分野にもなりますので
>>半端ない金額になると思うのです。

>>病気にならないようにするのはもちろんですが
>>それは「生きる」という前提が必要だと思います。

>>そして、なってしまっても何とかできるようにするのが本当だと思います。

>>どのようにも考えられますし
>>どのようにも考えなければならない

>>それを言うならば…です。

>>先ずは死んだら何もならない。
>>この原点からが大事かと。

>>そして、目的は生きて何かを出来るようにすること。
>>このやり方では何かが出来なくなるということが起きても
>>別のやり方で目的を果たせるようにする。

>>全ては生きていての話。

>>優先度を間違えると本末転倒になる話…ですね。

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>>話が逸れてますが「すべての病気を無くす仕組みづくり」も

>>結局後天的に遺伝子に働きかける&

>>再生医療の発達でなんとかなるとの話です。

>>ただ、技術的になんとかなったとしても、

>>すべての病気が無くなるための金を社会で負担するために

>>重税を課されてしまうより、麻雀・パチンコ・風俗に行きたがる

>>ヘビースモーカーの方が多数派の世の中です。。

>>さらには貨幣経済を基準とした物々交換から離れると

>>経済効率がガタ落ちなので地域通貨の形を取るにせよ

>>頼らなければやっていけないと思いますし、

>>それを管理する人がある程度腐敗するのは

>>歴史を省みてもある程度はあきらめるしかないと思います。

>>あきのさんの理想はすごく耳触りがよくて好きなのですが

>>世の中にそれを求めている人は少ないように感じます。。。

>>そういった形態の村を探して移住するか、

>>ダッシュ村みたいに自分で一から立ち上げるのが現実解に思えます。

>>ソーシャル・キャピタルという言葉で調べてみると

>>あきのさんの理想とする社会が形だけはあるみたいですが、

>>田舎はすっごくドロドロしているらしいですよ・・(^^;)

>>病気を無くすのは、老化に関わるものであれば

>>ウィスコンシン大学というアメリカの大学が

>>動物実験レベルで効果の出てるものを

>>サプリメントという体で発売してますので

>>もし興味があればお調べください(^^)

─────────────────────────────

>>論理を極限まで延長して考えてみる

>>という思考癖があるので、
>>なんだかちょっと混乱させてしまったようです。

>>ただ、アンジーの件は「長生きをする」という観点でも、
>>個人的には本質を外しているのではないかと思うんです。

>>だって、現状はどこも悪くなくて、身体がバランスを
>>取っている状態なのに、それにわざわざメスを入れて
>>バランスを崩すわけですから。

>>アンジーに聞けるなら

>>確かに乳がんの可能性はなくなるかも知れないけど、
>>他の病気で早死にする可能性がむしろ高まってないですか?

>>とたずねてみたいです。

>>だから、僕の基準では

>>今、問題になっている子宮頚がんのワクチンと同じく
>>これは西洋医学の暴走だと思うんです。

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>>メジャーな例としてアンジーを出したのですが、
>>みつさんは、アンジーがなぜ検査をして手術に踏み切ったのかはご存じないようですね。

>>アンジーは、祖母も母親も、乳がんや子宮がんで早くに亡くしていて、
>>遺伝子検査をし、高確率で(確か80%とか)罹患する可能性があるという
>>結果が出たために、手術をしたそうです。
>>ちなみに、乳房ではなく乳腺を切除しています。
>>ついでにいうと、発表のすぐ後に、アンジーの叔母も同様の病気で死去しています。

>>単に「乳がんなりたくないわ~、こわいわ~」だけで手術したわけではないですよ。

>>アンジーの発表以降、日本で遺伝子検査できる病院など紹介されていますが、
>>前述の、身内の罹患例のようなものがないと検査は受けられないそうです。
>>保険適用されず、高額ですが、それでも、そういう決まりがあります。

>>これでも、「西洋医学の暴走」ですかね?

>>わたしは慢性疾患があって、薬を飲み続けた結果、体調を悪くしたので
>>基本的に西洋医学はあまり好きではないですが、
>>それでも、この件に関しては、医学ってすごいなと思いました。

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>>確かに80%という数字は知りませんでした。

>>僕も父をがんで亡くしていますし、叔父も、祖母2人もがん罹患者です。
>>立派ながん家系なのだと思います。

>>もし、遺伝子検査をすれば同じような結果が出るかも知れません。
>>たとえそうであっても、予防的手術はやりません。
>>食事や精神面はもっと注意すると思いますが。

>>免疫学の安保徹氏は手術ということ自体が、
>>ガンなどのリスクを高めてしまうと言っています。

>>予防手術によって乳がんにはならなくても、
>>他のがんや重大疾患で死んだら、意味ないじゃないか?

>>と僕は思っているということです。

>>がんという病気を部分疾患として捉えて、
>>その部分をあらかじめ切除すれば大丈夫
>>という思想が西洋医学の暴走だと思います。

>>僕は全体としての調和が狂っているから、その人の身体の
>>一番弱い箇所にしわ寄せが出ているのだという思想です。

>>アンジーの家系の場合、それが乳房や子宮である、
>>だから、切除したら他のがんのリスクが高くなるだけ。

>>と思っています。

>>遺伝子検査やテーラーメイド医療を否定しているわけではありません。
>>薬の副作用を軽減することや、飲んでも効果の薄い薬を処方しない。
>>また、リスクを事前に知っておくという意味ではよいと思います。

─────────────────────────────

以上です。

医療のことについては、私はノータッチです。
私の論点は其処じゃない。
目標点は病気にならない仕組みづくり。

みなさん、色々なコメントをしてくださいました。
すごいですね。色んな視点で皆さん考えてらっしゃるんですね。

» いつも応援ありがとうございます(' '*)

※ この記事がお役に立ちましたら、ぜひ皆さんにも広めてください.。.:*・゜

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