感情の波

もう一つある。
人の言動に感情の波を立てる必要はない。
熱くならなくていい。

 

相手が感激していても、喜んでいても、怒っていても苦しんでいても。
ただ黙って、その話を汲みとってあげるの。

其処には物語がある。
物語は、人生の記憶。星の光に似ている。

そのこぼれ落ちた星屑を拾って、お茶に溶かして飲むのだ。
口当たりがお星様って、とても美味しい。

そうして、他人の記憶が蓄積されていく。
記録書の中に、一人の、ある側面が記憶されていく。
この本があるから、私は少しずつ世界を広げていけるのだ。
本の記録から、その人に合ったページを見開くことが出来るのだ。
 

しかしそこで感情に振り回されると、視界がブレてしまう。
別の言葉では、自分の意志が揺さぶられているのにも等しい。
他人の意に染まるようにと促されるのが、まさにそんなタイミング。

同調したり、感情的になった時、どこかが狂う。

望んで自分から同調するのはイイ。
しかし、どうでもいいことに同調させられるのはマズイ。
知らず知らずのうちに、私は重要な仕事から目をそむけられ
目の前の、どうでもいいことに気を使わされる。

 

これ、私自身が感情を揺さぶられたことで、教えられたのかもしれない。
マスターから、その生き様と、彼の手がけたお店の空間を通じて。

その記憶を、私は再現したいと思ったのだろうか。。。
そしたら、気を使い方という教えを頂いたのだったか?

 
・気配り。

私の生き方とは真逆で、新鮮だった。
これが一つの秘伝なのだろう。あそこまで人の心を掴むのだ。
タイミングの話、会話の切り返しもそうだ。

 
・私は何もしない。

照らし合わせたら、ホントに真逆だ。。
役割で言えば、まるで傍観者だ。
なるだけ関わりを持たず、枠の外から観察して記録するのだ。

 

どちらの方法も、貴重な経験を手に入れる事ができる。
そして人には向き不向きがある。どちらの方法が好きか。
自分で選ぶことが出来る。

記憶することと、経験を積み重ねるのは同じだ。

 
大きな目で見れば、どちらを選択しようがどうでもいいことだ。
好きな方を選べばイイ。

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