アンチエイジング料理は長期熟成

スローフードって言葉がある。
私は、その意味よくわからないけれど…
語源はファーストフードに対するもの。
ゆっくり時間を掛けて食べるという見解でしょうか?

 
今回は、そのスローフードみたいな感じの言葉を
料理を作るという視点に変えて綴ってみようと思います(‘ ‘*)

 

 

「アンチエイジング料理の極意は長期熟成に有り」

 
発酵食品然り、低温蒸し然り、酵素玄米や豆料理然り。
体にいいとされる料理の多くは、一朝一夕で出来るものじゃないです。

どんなに早くとも1日は寝かせる。3日以上なんてザラ。
どうかしたら半年、1年以上も寝かせるレシピもある。

それは、料理の熟成。栄養素の分解促進、円やかな深みのある味わいを出す。
それが結果的に、腸内に発酵環境をもたらし、長く生きれば生きるほど味わい深い美しさを演出する美人料理ができる。

人の体は食べたもので出来てくるから。
普段から長期熟成料理を中心に頂くほど、
年齢による衰えを感じさせない、むしろ若い頃よりも美しくなっていくです。

 

玄米や豆は1晩浸水する。
だから料理教室で即席で出せるようなものが本来ではない。
此処から熟成させるにはさらに3日3晩。

低温蒸しサラダは、味を落ち着かせるために1晩冷蔵庫に寝かせる。
できたて食べても、味は普通。

スープは、2日目からが美味しい。
煮物もそう。全体の味が調和するのは2日目から。

 

普通に、料理教室で提供する場合。
このへんが悩ましい…

予め仕込んで持って行って食べてもらうだけなら。
別にいいのかもだけど… 食べ比べ? 其れもいいかも…

 

。。。

現代社会の忙しさでは、とてもじゃないけど回せない。

だから時間短縮のために、便利な即席グッズだらけの食生活になり、
猛スピードで人生を駆け抜けていくのですね。

 
。。。

 
私の料理、仕込みが大事。
食べる1日前には下準備を終わらせておくことが鉄則。

仕上げは当日5分で終わり。

 

美人料理レシピ、当日に1から料理では間に合わない。

教えるときはどうするか。
下調理と、仕上げと、分けて提供する必要があるかもしれない。

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