なぜ仕事をするのか

なぜ仕事をするのか

 

生きるためだ。

世の中の役に立つためではない。
生きるため。

生きるために、自分の居場所を確保するために
世の中の役に立つことをする。優先順位は自分。

 
では、生きるために何が必要か。

食べ物と水、自分の居場所。
主にこれらのもの。⇒ http://goldenflower.jp/blog/2567

 
仕事の優先目的はお金ではない。
生きる糧を得るのが仕事の目的。
その手段としてお金を稼ぐことをしている。

 

仕事をするとき、このことを頭に入れて。
自分の仕事が世の中に対しどう影響を与えるのか
常に意識する必要があるだろう。

 
今、経済事情が思わしくない理由は一目瞭然。
個人単位で、この優先順位を履き違えてしまってたから。

個人はいつの間にかお金を稼ぐことのみに意識を削がれ、
食べ物や水を直接得るのではなく、ムダなエネルギーを浪費する方向を選んだ。

さらに自分を殺し、世の中の役に立とうとする姿勢が
国全体の舵取りを困難にし、バランスを欠いた。

 
そう例えば、お金を優先目的に仕事すると、こんなふうになる。
http://goldenflower.jp/blog/2519
 

安い海外の労働力で働かせ、そこで収穫された食べ物を大量に運搬し
自分のところに届ける。土地代、人件費削減分、日本で農業やるより大儲け。

しかし地球のエネルギー単位で見ると、まず運搬エネルギーのムダ。
次に採れたての栄養価が失われるムダ、保存料や殺虫剤などの添加物漬け。
安全性が失われるムダ。そして何より現地の人達の貧困が加速する。

ムダだらけだ。

これが一部だけなら未だマシだが、利潤の潤うところにはさらなる雇用が生まれる。
若者が就職し、同じような方法で「仕事」をする人が増える。

世の中に「変な仕事」が蔓延する一方で、地上の資源のムダが加速され、自らの首を絞めたのだ。
まぁ何しろ、無理な大量生産で土地がやせ細ったら終わりだから。
現地の人たちが働けなくなっても終わりだから。環境破壊や貧困が良い例だ。

かつての仕事のやり方は、厳密には仕事じゃない。

集団の自殺行為と呼べるだろう。

 

もう一度問いかける。なぜ仕事をするのか?と
生きるためだ。優先順位を履き違えてはならない。

一人ひとりが世の中の動向を見て、生きるために自分で身の振り方を考えるのだ。
まずは世の中の動きを把握するのだ。

世の中の動きを把握するとは、新聞やTVのニュースを見ることではない。
自分に関わるありとあらゆる場所に目を向け、意識すること。

 
自分が生きているのは誰のお陰か?
親が仕事をし、そのお金で家賃が払われ、自分の部屋があり
そこで自分が生きていけてるという実感。

お昼食べたパンは、〜の場所で小麦が作られ、それが〜の工場で小麦粉になり
船に乗って日本に到着し、その小麦粉を原料にどこかの製パン場でパンになる。
中の惣菜は〜産の野菜を使い、・・・・・・・・・・・

パンひとつにしても、とても沢山の存在が見えてくるようになる。
把握すれば、自分が何に依存して生きているのか。
そして、どうすればもっと生きやすくなるのか。
答えが見えてくるようになると思う。

 

生きるためには最低限、水と食べ物が必要だ。
それがあって初めて、娯楽やスポーツ、恋愛などを楽しめるだろう。

今の日本が危ないのは、そこを見失ってるから。
食料自給率が100%満たなければ、どんなに経済で潤ってもいずれ傾くのだ。

まわりに流されるな。

国や会社に頼らず、自分たちで何とかする方法を同時に考えるのだ。
具体的には、自家菜園。ベランダの小さな菜園から。
自分たちで直に食べ物を得る方法を確立すること。

 

それが100%に近づけば近づくほど、最終的にムダな仕事はしなくて良くなる。
その分、自分の好きなこと、音楽、芸術、スポーツ、ダンス、ゲームなどに費やせるようになる。
それらを極めれば、そのうち自分の好きな本当の仕事をして生きていけるようになる。

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