一部で、電子レンジは有害である。
そんな説が流れているが、本当かどうか疑わしいものでしょう?
なんと、それを実証する手立てを見つけました。
電子レンジを使うのは、ほんとに有害なのかどうか?
確かめてみました ⇒ 電子レンジは有害?無害?
害を確かめる方法・乳酸菌液を使う
使う材料はコレ。
⇒ 玄米乳酸菌液の作り方
これを、仕込みの段階で2つの瓶に分ける。
一つは、玄米と水と塩と黒糖を混ぜあわせたものを、5分間煮沸して瓶に入れる。
もう一つは、同様に玄米と水と塩と黒糖を混ぜあわせたものを、5分間電子レンジにかけて瓶に入れる
そうして、2つの瓶が発酵していく経過を見るのです。
もしも電子レンジが無害なら、両方共問題なく発酵するはずですね。
もしも有害であったなら… その結果は容易に想像がつくでしょう。
気になる方は、試してみてください(。◕ ∀ ◕。)ノ
結果次第で、胸を張って言えるでしょう。
電子レンジ、結局のトコどうなんよって。
スローフードって言葉がある。
私は、その意味よくわからないけれど…
語源はファーストフードに対するもの。
ゆっくり時間を掛けて食べるという見解でしょうか?
今回は、そのスローフードみたいな感じの言葉を
料理を作るという視点に変えて綴ってみようと思います(‘ ‘*)
「アンチエイジング料理の極意は長期熟成に有り」
発酵食品然り、低温蒸し然り、酵素玄米や豆料理然り。
体にいいとされる料理の多くは、一朝一夕で出来るものじゃないです。
どんなに早くとも1日は寝かせる。3日以上なんてザラ。
どうかしたら半年、1年以上も寝かせるレシピもある。
それは、料理の熟成。栄養素の分解促進、円やかな深みのある味わいを出す。
それが結果的に、腸内に発酵環境をもたらし、長く生きれば生きるほど味わい深い美しさを演出する美人料理ができる。
人の体は食べたもので出来てくるから。
普段から長期熟成料理を中心に頂くほど、
年齢による衰えを感じさせない、むしろ若い頃よりも美しくなっていくです。
玄米や豆は1晩浸水する。
だから料理教室で即席で出せるようなものが本来ではない。
此処から熟成させるにはさらに3日3晩。
低温蒸しサラダは、味を落ち着かせるために1晩冷蔵庫に寝かせる。
できたて食べても、味は普通。
スープは、2日目からが美味しい。
煮物もそう。全体の味が調和するのは2日目から。
普通に、料理教室で提供する場合。
このへんが悩ましい…
予め仕込んで持って行って食べてもらうだけなら。
別にいいのかもだけど… 食べ比べ? 其れもいいかも…
。。。
現代社会の忙しさでは、とてもじゃないけど回せない。
だから時間短縮のために、便利な即席グッズだらけの食生活になり、
猛スピードで人生を駆け抜けていくのですね。
。。。
私の料理、仕込みが大事。
食べる1日前には下準備を終わらせておくことが鉄則。
仕上げは当日5分で終わり。
美人料理レシピ、当日に1から料理では間に合わない。
教えるときはどうするか。
下調理と、仕上げと、分けて提供する必要があるかもしれない。
レシピは参考程度に…
というのが、よく分かる体験をしました。
世の中に出回ってる、同一規格化された業務用の野菜。
工業的に作られた同一企画の調味料、冷凍食品。レトルト食品、缶詰。
これらを使ってレシピ通り料理すると、誰でも同じものが作れます。
大衆レストランやチェーン店とかが、こういうの使う理由。
バイトに作り方を教える立場なら分かる、教えるのが楽なのですよ。
これらを使うと同じ味を出せる。
で、料理教室。
おそらく、一昔前の大衆向け料理教室は。
こういう既成品を使ったレシピを教えてるとこがあった。
これなら、料理の腕に関係なく同じ味が出せるから。
再現性という意味では、すげーってなってたと思う。
チキンブイヨン、コンソメ、うま味調味料。魔法の粉ね。
ようは、商品企画を固定化する!同じ味を出す!
作り手関係なく誰でも出来る。それが店の看板!
経済優先の社会が築き上げたものが、これらの食品群だったわけですね。
今、料理を教える際、もしくは教わる立場の方を見てると
「レシピを覚えよう」
という姿勢を見せる方が非常に多い気がします。
レシピ通り作るのに気負いすぎるあまり、食材の個性とか。
〜したら、〜なる。の原理を見ようとしてない気がする…
最初だから?
うーん。。。まぁ、最初だからかもしれないけれど。
そういう姿勢をいつまでも続けていると、料理が上達しない。
いつまで経っても、レシピにある化学調味料や
出来合いの食品群に頼らざるを得なくなってしまう。
という、一般家庭の光景の一部を見てきた気がしました。
それは一昔前の大量生産、没個性の考え方。
これからの時代は、
自然の食材、一つ一つの個性、命と向き合うことがテーマ。
料理は、食材との対話ですね。
今日炊いた酵素玄米、失敗したです。
いつもと違う乳酸菌で炊いたら、酸味が強く出てしまった(‘ ‘*)…
ことの起こりはこう。
最近、乳酸菌に黒糖抜きのver.も試すようになって
普段の乳酸菌液の黒糖の分量がだんだん減って行ってたのですよね。
本来のレシピは3%黒糖入り。
私が普段作ってるのは、大体2%分くらいの黒糖入り。
そして今回、継ぎ足しの際に黒糖を1%切るくらいの分量で作ってしまってたんですね…
黒糖を追加で加えなかったのです。
そしたら、乳酸菌の仕上がりの味が変わってるではないですか!
普段のように、100%乳酸菌!!で玄米ご飯炊いたら、大変なことになっちゃったんですよ。
ちょ〜〜〜っち!!!
酸っぱいにゃーーーーーー(●o≧д≦)o
ご飯の甘さが引き立つ外側に、酸味が程よく刺激する舌触り。
ある意味美味しいけれどまるで酢飯だ…(‘ ‘*)
しかも、小豆とあわねーだ。
炊きたて食べたらこうだった..
これから3日間は放置するのですが。
はてさて、いったいどんな結末が待ち受けているのやら。
後で乳酸菌の味見したら、黒糖抜きの乳酸菌はまるで別物でした。酸味が鋭い!
これは分量はきちんと守ろうと思った(普段は黒糖2%だけど…
もしくは乳酸菌を味見して、味によっては100%使わず
素直に水で割るとしよう…
はい、お酢を使わない玄米すし飯のレシピが出来そうでございます…(‘ ‘*)
【玄米乳酸菌のレシピを加筆修正しました】
⇒ 玄米のとぎ汁乳酸菌
なるほど、一般向けの料理講座か。
私のサイトでは、健康と美容に気遣った「マクロビ」ベースのレシピを載せてる。調味料にこだわり、食材に拘り、自然農の玄米と発酵食品を基本とした、仕込みに時間のかかるレシピ。やることは殆どないが。。。丸1日は放置だからの〜。講座では工夫する必要がある。
一般の方。すんなりコレを実践できるか?
まず、多くの方は通常のスーパーで買える範囲で。食材を選んでると思う。
自然調味料?とか近くにない、通販とかしかない。
割と素材の生命力が要となる醗酵のレシピに至っては。
スーパーの品揃えでは、おいそれと手出し出来るものでもないだろう。
一部には抵抗感を持たれるとも言える。
ならば普通にスーパーで買う中で、
より健康に気遣ったレシピにするにはどうすればいいか?
そういう人向けの料理講座も、手なのか(‘ ‘*)!
なんか教えることが沢山ありすぎて、一般常識はずれの工夫もたくさん披露できて。逆に面白いかも〜。
なるほど。お砂糖も使うし、油も、添加物漬けのしょうゆとかも使う。
ケチャップ、マヨネーズも。使うの。。。でもお塩だけはこだわりたい。
そうか。そうか。そうか。。。
振り返れば、3つの思い出が浮かんできた。
マスターのお話と、博多玄海さんの適温調理のお話。
⇒ 今ある材料で工夫する
⇒ 料理はセンスだ
⇒ 低温蒸しレシピ
出汁は簡単に取れる
⇒ 出汁の取り方
昆布かつお節干ししいたけ煮干し好きなの水につけて一晩冷蔵でOK。
コンソメ使うなら、まぁ仕方ないか(‘ ‘*)
どちらも、一般に買える食材で美味しく料理できる方法の一部。
精製食品や添加物の味付けは防ぎようがないけれど。今のスーパーだし。
ならば、その他の部分でフォローする手段を、本来の講座におまけして教えれば良いのではないか…
と、ちょっと考える。
ある材料で工夫する。
私がすごく勉強になります(‘ ‘*)
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- 玄米菜食レシピ
- 2014年05月18日