陰陽バランスと暮らし
自然の美は、全体の絶妙なバランスを保ちながら成長を続けています。お花、きれい。色んな模様の、規則的な配列。
見てて安心する、いつまでも見ていたい気持ちになります。
なんでそんなにキレイなの?

そういった美のバランス感覚を言葉に当てはめたのが「陰陽」のものさしです。
美しさは円運動からなる
自然や宇宙との繋がりを意識すると「美」しい配列が研ぎ澄まされる感覚があります。回転する独楽はまっすぐ芯の通った廻り方で自立する。それは自転する星の動きに似ている・・・ 円運動こそが「左右対称」均一な状態を生み出し、自然と陰陽の整った美しい姿を体現している! 美しさのバランス、陰陽バランスとは、まさに円の動きそのものかもしれない。

中心軸を意識し、回転のエネルギーを身体に促す動きが
⇒ 骨盤ダイエット 運動方法
ここから様々な星のリズムが自らの身体に宿り、宇宙における 美のバランス感覚が育まれるのではないか。
例えばこのような一例
- 「左右対称」の整ったお顔
- 【 1:(1+√5)/2 】黄金比の構造
- 真っ直ぐの軸に流体的な曲線、骨盤、お腹まわり
人は調和(バランス)の取れた状態が最も美しく感じるようです。
しかし、あまりにもその概念を測るには曖昧すぎる
では、目に見えない部分において美のバランス感覚を整えるには?
そこで【対】となる2つの言葉が用いられます。
【対】となる2つの言葉
「陰」と「陽」どちらかに傾いた時、その言葉によって傾いた側を認識し、抑える...
或いは、"相反"する反対側を補ってバランスを保つという考えが生まれました。
陰とは
陰とは上昇して拡散し、緩んだ状態を指す。虚証。希薄、休息。《陰性要素の例》
性質:秋、冬、満月、青菜、冷却、女、月、夜、紫、高、上昇、左回、広がる、遠心、無象
過剰になると...
冷え、むくみ、貧血、低血圧、生理不順、無気力、猫背、陰気、目が丸っぽい、存在感が希薄
過剰の場合は中庸のものでバランスを取りつつ、陽性のもので少しずつ打ち消します。
陽とは
陽とは求心して下降し、凝縮した状態を指します。実証、熱血。集中。《陽性要素の例》
性質:春、夏、新月、根菜、温熱、男、日、昼、赤、低、下降、右回、集まる、中心、有象
過剰になると...
熱っぽい、のぼせ、高血圧、瘀血、イライラ、鳩胸、陽気、目が細長い、存在感が有り余る
過剰の場合は中庸のものでバランスを取りつつ、陰性のもので少しずつ打ち消します。
陰陽と食べ物
調整する例で言えば、分かりやすいのが食事改善です。※日々の食事で、バランス感覚の大部分が改善できます
⇒ 陰陽の食事バランスガイド
陰陽五行説への発展
自然と調和する動き、「陰」と「陽」をどのような視点で見るか?を、もう少し細かく現したものが陰陽五行説です。
自然の揺らぎは、エネルギー緩衝によって起こるものですが、
陰陽五行説とは即ち、一点の軸をエネルギーの中心と定め、
渦が中心に向かうようにエネルギーが集っていく現象を例えたものです。
人間の生命活動にも、それを置き換えることが出来ます。
人生は基点の想いを中心に、様々な存在が形を変えて周り巡るものです。
望みのカタチ次第で、自分の意志が自然界の石や木、動植物たちの意志と響き合ったり。
地球の自転や公転による昼と夜の流れ、季節の移り変わりとも響き合ったりもします。
その響き合いのリズムをまとめたのが ⇒ 陰陽五行説
まぁ、中心軸がズレとったら何やっても台なしなので、軸をしっかりするところからですね。
- 人は目的や望みを軸に、行動を決めます ⇒ 【土】・意志
最後までお読みいただき、ありがとうございます(' '*)