美味しい玄米の炊き方
玄米は圧力鍋だと早く炊けます。
一方で深鍋や土鍋、炊飯器の場合も問題なく炊けます。
その場合、炊き方として火にかけてから弱火で1時間が目安になります。
ただ、玄米のみで炊くよりも、豆と一緒に炊き合わせて保温熟成させた寝かせ玄米の方が、栄養面にも美容面でもおすすめです。(2015.10.14追記)
⇒ 寝かせ玄米の炊き方
玄米の炊き方 分量
(炊きあがり;玄米ご飯)

【分量】(お茶碗5〜6杯分)
- 玄米
- 2合(カップ)
- 炊き水
- 3カップ弱
(※玄米量+0.5〜1カップ) - 天然塩
- 小さじ1/4杯
【所要時間】
- 下準備
- 圧力鍋の場合
- 土鍋・炊飯器
- 炊き時間は弱火約1時間
- 蒸らし時間
圧力鍋での炊き方 手順
- 浄水器の水で、玄米を拝み洗い×2,3回
- 「玄米量+1カップ弱」の水+塩少々を圧力鍋へ
- 浸水時間は任意。圧力鍋で沸騰するまで火にかける
- 圧が掛かったら弱火で17〜23分炊く
- 火を消して、常温で10分以上蒸らす
- 蓋を開けて十文字に切り、上下を混ぜる
以上の手順を、ここから詳しく解説していきます。
玄米を洗う
最初の水はさっと洗って、手早くとぎ汁を流すのが一般的です。乾燥したお米は急激に水分を吸収するのがその理由。
ただし、米のとぎ汁乳酸菌を作る場合はこの限りではありません。
⇒ 米のとぎ汁乳酸菌 作り方
「※乳酸菌液を作る場合は、出会い水(一番とぎ汁)を良く研いでから使います」



次にボールに50度くらいのお湯を張って、拝み洗いをします。
50度だと汚れが落ちやすいです、無理なら水で構いません。
「拝み洗い」...掬って手を優しく拝み合わせるように洗っていきます。
玄米は生きているので優しく扱うこと。2、3回水を替えつつ洗います。
不純物(もみ殻や雑穀)が浮いてきた時は、適度に取り除いてください.。.:*・゜
(※熱いお湯で洗うと手荒れが酷くなる場合があります。
無理な方は「さじ」を使うか、水で洗う。)




汚れが落ちたら、ザルに打ち上げて一寸(5分くらい)放置。
古い玄米(4月以降から)は、お湯で洗うのと水で洗う時の差が顕著に出ます。
水で洗う場合は、やや洗う回数を多くしてください。
炊飯器での炊き方
炊飯器での炊き方は、玄米モードのスイッチ一つなので簡単ですね。玄米を洗ったら、半日くらい水に浸けておくと美味しく炊けます。
普通の鍋でも、蓋をして弱火1時間くらいで炊けますからね。
水加減は、上のレシピ通りで構いません(。◕ ∀ ◕。)ノ
ちなみにこちらの竹炭を一緒に入れて炊くと ⇒ 浄水器一覧の竹炭
たとえ炊飯器であっても、遠赤効果で美味しく炊けます。
圧力鍋での炊き方
一方で、圧力鍋を使うと、もっちり感が増して美味しく仕上がります。炊き時間も大幅に短縮でき、浸水時間が0でも満足の行く炊き方が可能です。
洗った玄米を鍋に入れ、玄米量+0.5〜1カップ分の軟水を入れてください。
(玄米が3カップであれば、水は3.5〜4カップ。玄米が5カップであれば、水は5.5〜6カップ)
浸水させる水の温度は、14〜15度が最適です*:・'゚☆
そして天然塩を一振り入れ、蓋をし、火にかけるスタンバイをします。



この時の水加減と浸水時間と炊き時間が玄米食の重要な部分です。
- 水加減を多くすることで玄米が柔らかくなり、陰性に近づく
- 水の代わりに、玄米発酵液を加えると、玄米の発酵によって陰性に近づき、甘くなる
- 浸水時間を長くすることで玄米が発芽状態となり、栄養が消化吸収しやすくなる
⇒ 発芽玄米の作り方 - 圧力を掛けた炊き方で陽性に近づく
- 炊き時間を長くすることで陽性に近づく
玄米 圧力鍋の炊き方
- 圧力鍋が沸騰するまで弱〜強火に掛けます。
- 沸騰後、強火状態にして圧がかかったら弱火に調節。15〜25分炊きます。
- 炊けたら火を消し、常温で内圧が戻るまで蒸らします。
- 20分位蒸らすとご飯が綺麗にとれます。
沸騰までは基本的に中〜強火です。
鍋の沸騰温度が上がるにつれて、だんだんと圧力鍋のピンが上がっていきます。


⇒沸騰して完全にピンが立ったら、20分程弱火に掛けておきます。
⇒そして火を消し、中の圧が抜ける(ピンが完全に下がる)まで蒸らします。
水加減、圧が掛かった後の火加減や炊き時間は、 好みで調整してください。
圧力鍋おすすめ

⇒ シラルガン 圧力鍋
圧力鍋は、セラミック製がおすすめです。
玄米を炊く時間の短縮には必需品で、一生使える財産。
セラミックに伝う熱エネルギー、天然鉱石の遠赤外線効果で美味しく炊き上がります。
ドイツ製SILITのシラルガン圧力鍋は技術力の優れた仕上がり。一押しです。
炊けたら天地返し
蒸らし終わったら蓋を開け、しゃもじで十文字に切ります。そして上下混ぜ合わせる天地返しをして、盛り付けです。



最後は消化を良くするため、ごま塩をかけて頂きます。
⇒ ごま塩の作り方
玄米ご飯は50回以上、出来れば100回は噛んで頂いてください。
そうすることによって、中の栄養素が吸収されやすくなります。
玄米の炊き方・玄米乳酸菌で炊く方法

⇒ 玄米のとぎ汁乳酸菌 作り方
鍋の中で1晩〜1日かけて浸水。そしてそのまま圧力鍋で、圧力0で強火にかける、沸騰したら、弱火で20分。蒸らし20分。
噛みごたえのある瑞々しい玄米ご飯の完成(。◕ ∀ ◕。)ノ
ここからどんなご飯料理にもアレンジできるし、長時間放置しても美味しくいただける炊き方です。炊き時間を短くしておくことで玄米料理用にも重宝します。
そのまま食べる場合は、0圧で火入れ時間を長めに調節して下さい。
おすすめの炊き方・酵素玄米

⇒ 寝かせ玄米(酵素ご飯)の作り方
冷ご飯の保存法と使い方
炊いたご飯は保存容器に入れるかシラルガン圧力鍋に入れたまま置いておきます。日を跨ぐ場合は必ず冷蔵庫で保存。夏場も冷蔵庫で保存してください。
温める時は圧力鍋とセットになった蒸し器を使います。
また、炊飯器で保温しておいても良いでしょう。
残りご飯からも、様々なレシピが出来ます(。◕ ∀ ◕。)ノ
⇒ 残ったご飯を
- おむすびにする
- リゾットにする
- 炊き込みご飯にする
- 玄米ハンバーグにする
- チャーハンにする
- 温めなおす...(o _ o。)
炊き込み玄米ご飯

⇒炊き込みご飯 作り方
玄米は無農薬で

精白米に比べ、農薬の溜まりやすい胚芽全体を食べることになるので気をつけます。
無農薬玄米は一般のお店で取り扱ってない場合もある。
そんな時は通販を利用された方が確実です。
⇒無農薬玄米の通販
玄米の保存法
米びつに、玄米1Kgに対し一欠片のニンニクかタカノツメを入れる(虫除け)冷暗所に保存して、早めに使い切るようにしましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございます(' '*)