昔流行りましたよね。タジン鍋。
モロッコ地方でじっくり煮こむ…という由来のモノだそうですが。
これ、低温蒸し料理と近い部分があると感じます。
ちなみにこんなの
⇒タジン鍋
上の部分が3角帽子みたいになってて、蒸気が滞留する仕組み。
中の素材の旨味が循環して、美味しく仕上がるみたいですね。
火を入れる時は弱火です。。
もしもちょっと深めの鍋に水をひいて、網をのせて食材を蒸せば。
温度を測るのは難しいかもですが、低温蒸しに近い状態で出来るかもしれない。
試してみる価値はありそうです。
アンチエイジング料理とは、低温蒸しがそうなのかもしれません。
スーパーで買ってきたお野菜を
⇒50度洗い
⇒低温蒸し
の段階を経て、1週間冷蔵庫に眠らせても、そのままの状態をキープしてるのですから
酸化が止まってるどころか、酵素の活性化によって味が熟成されていく。
もしも人間に例えたら
⇒50度のお湯で2分間身体を洗う
⇒60〜70度のサウナで5〜10分間入浴)
これで加齢が止まるか!?(。◕ ∀ ◕。)ノ
と言わんばかりのスペシャルアイデア。
博多玄海さん、ありがとうございます。
社長さんのお話は、貴重なモノでした。
記事をまとめるには、もう少し時間掛かりそうですが。。
少々お待ち下さいませ。
実は福岡に滞在していたわけですが、それも低温蒸しレシピを研究している博多玄海さんを取材するためでした。
快く引き受けて下さったスタッフの方、並びに社長さんに感謝(‘ ‘*)
かなりすごかった。
食材を50度の水で洗うと、鮮度がまるで違ってくる。
そして「低温蒸し」これがまたヤバい。
スーパーの野菜とは思えないほどの野菜の甘味が引き出されます。
出されたのは1週間前に蒸した人参。玉葱、キャベツ。。
え???
っていうくらい、綺麗なのです。しかも美味しい。
普段は近くの農家さんが育てたお野菜を食べてますが、それに負けないくらいの味になっていました。
低温蒸し、全ての野菜が蘇る素晴らしい技術だ*:・’゚☆
と確信するに至ったのです。
サイトの方に詳細をまとめてアップしました*
50度洗い
低温蒸し
旅先のラーメン屋の大将の話。
時間の密度は平等なようでいて。
実は違う。
10代の頃は毎日が新鮮な事だらけだった。
20代のときもそうだ。
若いころのことは今でも鮮明に思い出すことが出来る。
けれども30代、40代になると。
時間があっという間に過ぎた気がする。
そうだ、毎日が同じ事の繰り返しでしか無かったのだから。
サラリーマンや会社勤めのように。
日々、日常を繰り返すだけの生活はある意味大切だが。
人生の在り方を学ぶ視点に於いては、これほど無駄な時間はない。
日々、新しいことへの挑戦。
自分のあらゆる常識が通用しない世界に足を踏み入れる。
そこには驚きとエキサイトな学びが、人生をより豊かにする。
同じ50年生きるにしても、生き方で人生の価値は大きく変わる。
今のうちに何でもやってみるといいよ(。◕ ∀ ◕。)ノ
「とのことでした」
私は家に帰って、料理して、ブログやサイトに気づきをメモして。寝る。
これが今の日常。。少し、張り合いがなかったのです。
が、自分から一歩前に踏み出す心構えが、人生の密度を上げるか?
として、とりあえず適当に突き進むことにしました(‘ ‘*)
日々、わくわく新しいことの連続です(。◕ ∀ ◕。)ノ
寄り道はしてみるものですね。
素敵なラーメン屋さんとの出会い。
私は現在料理サイト作成の為、料理関係の取材に夢中になっていたところでした。
⇒美人料理レシピ❀簡単マクロビオティック
そして実は此処福岡に出てきたのも、今話題になっている「50℃洗い」を研究してる企業さん「博多玄海」さんが福岡市内にお店を構えているからからこそ。
それについて知らなければと、離れた土地からはるばるやってきたのです。
で、道中寄り道をしたら、なんか不思議なラーメン屋さんがあるではないですか!?
前回のひるず亭の記事に、その印象を書き残してみました。
⇒ひるず亭ラーメン
さて、この後の話です。
しばらくお店の大将と話をしていたら、このような料理をご馳走になりました。
なんでしょう?
答え「ピザトースト」
しかも通常メニューでは出してない裏メニュー。
その日はたまたまお客さんが少なかったからか、私に作ってくれたおつまみがコレだったのです。
わざわざ作ってくれたの…
さっそく一口目を食べた瞬間の、トーストパンの歯ごたえがサクッ。。
口当たりの風味がなんと香ばしいことでしょう。。
(美味しい…!!)
ですが材料を聞いて驚きました。
⇒スーパーで買ってきた100円のパン。。。
「え!?」
それにマヨネーズ塗ってチーズ+黒胡椒、オーブンで焼いただけ。。
「ええええ!?」
もう一つはピザソースにチーズ+黒胡椒、同じくオーブンで焼いただけ。
(これを聞いた時、思わずパンをお皿に落とし、衝撃のあまり笑い転げてしまった)
まぢかw(゚ロ゚)w
これが、ほんとに美味しかったのです。
おそらく、文字だけ見たら詳しい人は口を挟むかもしれません。
(ちーずとか乳製品は控えたほうがいいよ。)
(市販のパンはあまりいいものではないよ。)
(マヨネーズは添加物も気をつけたほうがいいよ。)
確かにそうかもしれませんが。
違うのです。美味しいのです*:・’゚☆
焼いたから? それはあるかもしれない。
BGMが素敵だから? それもあるかもしれない。
お酒が入ってたから? それもあるかもしれない。
特別メニューを作ってくれたから? それもあるかもしれない。
この原価何十円の素材が、どれだけ価値のある料理に化けたのか。
目の当たりにしたのでした。。。
体の感覚が、美味しいと言ってるのだから間違いありません。
この特別メニューを味わいながら、マスターと少しおしゃべり。
このトーストに込められた料理の在り方というものを、ほんの少し味わえた気がします。
「料理はセンスだ」
(‘ ‘*)
「演出でもあり、タイミングでもある」
(o _ o。)
「何をすれば喜んでくれるか」
(o v o。)?
「イメージして、然るべきタイミングで出せば良い」
w(゚ロ゚)w
原価何十円のトーストがこの瞬間、私にとって何十万円もの価値もある財産となった。
そうです。
これまで見てきた観点とは全く別の「何か」
が、其処にはあったのですから。
本番は明日の取材だけど、今日。この瞬間。
まさに学ぶべき何かに遭遇することが出来た。
そんな気がします。
美人料理に「演出」というキーワードが加わりました。
ひるず亭の場所⇒福岡県福岡市南区長丘3-23-19
営業時間⇒たぶん火曜以外の夜
(※基本的にラーメン屋さんです
続きのお話 ⇒ 時間の使い方