低温蒸しレシピ ラタトゥイユ
ラタトゥイユとは夏野菜をオリーブオイルで炒め、トマト+ハーブで煮込む料理。今回は、低温蒸しを用いた方法と通常の作り方とでレシピを比較しました。
「低温蒸し」は、50〜90℃の飽和水蒸気内で食材を蒸すという話題の調理法。
味のまろやかさ、出来上がりの食感が断然違ってきます*:・'゚☆
詳しく ⇒ 低温蒸し
材料
- 茄子
- ズッキーニ
- パプリカ赤・黄
- ピーマン
- 玉ねぎ
- セロリ
- ↓ (煮込み用食材)
- トマト(80度蒸しダイスカット)
- にんにく(80度蒸しみじん切り)
- オリーブオイル
- 塩コショウ
- ローリエ等のハーブ
まずは野菜を50度洗いします。そして1cm角くらいにカットする。
ここまでは普通のレシピと低温蒸しの調理法、どちらのやり方も同じです。
ラタトゥイユ 通常レシピと低温蒸しの比較
低温蒸しレシピ | 通常のレシピ |
《1》 カットした野菜... 約30分低温蒸しする。 予め蒸しておいた野菜を冷蔵庫から取り出して使えます。 |
《1》 鍋を弱火で熱し、 オリーブ油をひく にんにくを炒め、 香りを出す |
《2》 鍋を弱火で熱し、 オリーブ油をひく にんにくを炒め、 香りを出す |
《2》 茄子とズッキーニを強火で炒める!!w(゚ロ゚)w 野菜が良く油を吸うので、オリーブオイルを足して鍋が焦げ付かないようにするw |
《3》 蒸した材料を鍋に入れ、弱火で軽く温めながら味付け。 (塩、こしょう、ローリエ等) |
《3》 茄子とズッキーニに火が通るまで10分くらい炒めてました。 時々混ぜてる様子。 |
《4》 トマトのダイスカットを入れて全体を馴染ませます。 |
《4》 玉ねぎ、パプリカ、セロリを投入。 塩コショウで下味。 |
《5》 蓋して少し蒸らす。 完成♪ (。◕ ∀ ◕。)ノ*:・'゚☆ |
《5》 蓋して弱火で5分くらい煮込みますw この後にトマトとローリエ等を入れ、 さらに10分くらい煮込みますw(゚ロ゚)w |
《6》 完成していますw 掛かった時間... 蒸し野菜を冷蔵庫から取り出して... 5分くらい。 |
《6》 蓋を開けたら完成。 所要時間。 野菜を切って火を入れ始めてから... およそ30分。 |
《盛り付け》 必要以上に火が入ってないので野菜の形も色が鮮やか。 低温蒸しで野菜のアクが落ち、さらに味が引き出されています。 とってもマイルドな味わい*:・'゚☆ 野菜は瑞々しいまま縮まず、良い食感。 オイルも少なめでヘルシーです(。◕ ∀ ◕。)ノ |
《盛り付け》 たっくさん火を通したので野菜が煮崩れちゃいました。 トマトの味がよく染み込んでいますが、 アクが残り全体に雑味があります。 茄子が油をたくさん吸ったので、オイル使いすぎ。 あと見た目が悪い(' '*) |
低温蒸しレシピのすすめ
通常レシピって
通常レシピって、プロの技じゃない。一般家庭でよくある料理の仕方だと思います。
まず、野菜に火を入れるのが大変。
順番に火を入れて、取り出して、煮込んで。
火加減も調節して、最後に味付けして。
w(゚ロ゚)w
そう、大変なんです。
大変な事してるから、野菜も悲鳴あげます。
だけど...
低温蒸し
低温蒸しは誰でも簡単に出来ます。温度計があれば(。◕ ∀ ◕。)ノ
切って蒸してから、一度冷蔵庫で保存できるのが強い。
日々、余裕持って料理できるようになるのです。
酵素の働きが活性化するとならば...
- 消化にも良い、身体にも良い。
- 味も美味しくなるし、見栄えも良い。
- さらに添加物やアクのエグ味も軽減できる。
家庭レシピと低温蒸しレシピの比較
そもそも「火を入れる」ことが、ローフードではあまり推奨されない技。酵素を壊すから、栄養素を壊すから、というのが主な理由。
が、温度を測る低温蒸しは、↑蒸気をクリアしつつ野菜を美味しくします。
料理に時間をかけ過ぎない。無駄を省く、ガス代の節約。
栄養素を壊さない、酵素の活性化。
そして余裕が生む愛情。
野菜の調理された環境が、そのまま口の中に運ばれるのです。
如何に野菜に気持よく料理になってくれるか?
これを考えて低温蒸しを活用すれば、通常レシピは至る所に改善点があります。
火は既に通っていれば、安心です。
低温蒸し料理、是非ともマスターしましょう(。◕ ∀ ◕。)ノ
あらゆる料理の「火の入れ方」は、
- 低温で
- じっくり
- 蒸す
関連項目 ⇒ 低温蒸し
最後までお読みいただき、ありがとうございます(' '*)