発芽玄米の作り方

豊富なミネラルを持つ発芽玄米は、生きているお米そのもの。
発芽した瞬間に炊くことで、その豊富な栄養素が身体に吸収されやすくなります。

発芽玄米 比較

発芽するかどうかのポイントは「浸水時間」及び「お米に宿る生命力」です。
そこから「温度」「環境(暗闇)」の条件が整うことで発芽します。
無農薬栽培で天日乾燥させた玄米を用い、ご自分で発芽させると断然美味しい。
当サイトでは、マイセンさんの無農薬玄米をお勧めしています。

マイセンの無農薬玄米

発芽玄米 作り方実践編

玄米を水で洗い、不純物を取り除きます。⇒玄米の洗い方
表皮を傷つけないよう優しく洗いましょう。

そしてボールや平たいバットに玄米を入れ、ぬるま湯(35度前後)に浸けるだけ。
浸々よりもやや多いくらいの水に浸けて、暗闇(台所の棚等)に置きます。
時が経てば、かわいい発芽玄米が姿を現すのです(。◕ ∀ ◕。)ノ

発芽玄米の作り方 留意点

  • 玄米・・・無農薬で天日乾燥の玄米を選ぶ、
  • 水量・・・浸々よりも多めの水量。玄米は空気に触れないようにする。
  • 温度・・・10度〜40度が発芽条件。水温35度前後が最適。
  • 時期・・・春と夏(芽吹きの季節)に適する。
  • 光量・・・本来は土の中で発芽するので、暗闇に置いた方が良い。
  • 水交換・・・必要なし。

水交換についてですが、自然栽培の玄米なら1日浸したままでも大丈夫です。
実際に発芽させてみました⇒発芽玄米 作りました(春編)

浸ける時間の目安

  • 春...24〜48時間⇒ 発芽玄米 作り方(春)
  • 夏...12〜24時間⇒ 発芽玄米 作り方(夏)
  • 秋...24〜48時間⇒(無理に発芽させる必要はない)
  • 冬...48〜72時間⇒(無理に発芽させる必要はない)

発芽玄米の炊き方

発芽玄米を炊く際の水の量は、元の玄米量と同じです。
例えば、2合の玄米が十分に吸水したのであれば、其処からは2合の浸け水で炊きます。
自然栽培米の浸け水には細かい気泡が現れ、其処には有用な玄米乳酸菌が多く含まます。
問題なければ、炊く水にそのまま使ってください。

発芽玄米は炊き時間も減少し、シラルガンの圧力鍋なら沸騰後、弱火での炊き時間が15分程でOK。
炊飯器の炊飯モードで、普通の白米のように炊くことも出来るようです。
玄米に慣れない方は、白米3:発芽玄米1の割合で炊飯するのが一般的なようですね。

炊き上がりは玄米に比べ、やや緑がかった感じ。
蓋を開けると、香ばしいトウモロコシのような香りがします.。.:*・゜
柔らかくて美味しいですよ〜*:・'゚☆

発芽玄米 炊き上がり 発芽玄米ご飯

発芽玄米の保存法

生で保存する場合は、そのまま冷蔵庫で寝かせると成長を止めることが出来ます。
が、一度発芽した状態で長く休眠させるのはオススメしません。
(ストレスが栄養素を破壊しかねない)

発芽玄米は鮮度が命ですので、基本的に全部炊いてください。
炊いた後は炊飯ジャーで保温するか保存容器に入れて冷蔵(冷凍)庫、が良いと思います。

発芽玄米の栄養 効能

発芽玄米が良い理由は、玄米の栄養素が全て解放された状態で摂取できる点です。
玄米は種子として眠った状態であり、発芽に必要なミネラル成分(中のカルシウム、亜鉛、鉄、タンパク質など)が消化されづらい性質を持ちます。
この性質が体内の有害物質もろとも排毒する効果を持つのですが、胃腸が弱ってる人に普通の玄米ご飯を食べさせても、十分な栄養が摂取できないという弊害もある。これは、よく噛まない人にも当てはまります。

(だから、弱ってる方には水を多めに入れて炊いた玄米粥が一般的になる。
 そして白米に慣れてよく噛まない人には、まず発芽玄米が食べやすいだろう)


そこで発芽直後の段階にすることで固く閉ざされた玄米の栄養分を解放、発芽エネルギーを丸ごと頂ける発芽玄米に着目しました(。◕ ∀ ◕。)ノ
発芽した時に出来る成分(GABA)の有益さがメディアでも取り上げられましたね*:・'゚☆

ちなみに発芽玄米は、通常の玄米に比べてやや陰性に傾いています。
子供さんには、発芽玄米がオススメです。

お肉やお魚が好きな方にも、発芽玄米のほうが食べ合わせが良いかもしれません。

もっと美味しい玄米の炊き方

さて、もう一つおすすめの炊き方がありまして、酵素玄米という炊き方。 玄米を炊く時に小豆や雑穀、豆類を一緒に入れて炊き、保温ジャーで3日3晩寝かせます。 すると、玄米の栄養素がどんどん醗酵熟成され、甘みがひと味もふた味も違ってきますよ。

発芽に適さない秋〜冬などは、こちらの方法で炊くのをオススメします。

寝かせ玄米(酵素ご飯)の作り方


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