苗床は植える場所で育っていた。
同じ土だから、植える土壌に合ったバランスで成長してくれる。
溝を掘って段を作って、囲い込むように、孤島のように、護りを作って。
大切に育てられていた。
これ、以前の日記で描いた10分の一区画に似てる。
⇒ 開墾の考察〜十ある土地の一割を〜
自然農でされてらっしゃる先輩方の
田んぼの稲、10分の一区画で密集して苗床にしてた。
トマトの苗も、きゅうりの苗も?
色んな作物の苗、育てる土の一区画で、皆で寄せ集まって、大きくなっていった。
樹が植えてある所。
周りに枯れ草敷き詰んで。
周りにお花が咲いてるよ。
苗を植える時、こんなふうにしてた。
背の高い草地を踏み入れて倒す、直径何十センチかの空間を、草をかき分けて開ける、
中央に植える部分は、掘り起こすよ。雑草の根も、植える部分は丁寧に抜く。
そこに苗木をポンって、やさしく凹みに添えて、苗木が植わってた深さ分。高さ揃えて土を被せる。上に、土が乾かないように、そこで抜いた雑草を横にザーって被せて、土の肌が見えないようにする。
そうすることで、太陽光での土の乾燥を防ぎ、
お日さまの暖かな光、と影、ふかふかの土、ほどよい湿り気。虫や微生物たちの寝床が確保され、周りの雑草たちを含めた皆で、新しい苗木の成長を助けていくことが出来るんだ。
土に耳を当てると聞こえてくる、様々な存在たちの鼓動。生命の旋律。
そのハーモニーが、新しい苗木の成長を優しく見守ってくれてるように想わせた。
苗木さんは、一人じゃないんだ。
皆の助けがあって、大きくなっていくんだね。
例えば、果樹が成長した姿を見せてもらった…
土はふかふか、近くの川から水が流れてきて
水の音、鳥の鳴き声、虫のさざめき、蝶の羽ばたき、カエルの鳴き声、色んな音が
寝ぞべったら、湿った土を通して、たくさんの音が聞こえてきた、
人の目線だと、地面の声は中々聞く機会がないが
なるほど、土に耳を当てると、たくさんの音が直に響いてくる。
植物の根は、この音の響きたちをダイレクトに感じているのだろう。
自然は音楽がエネルギーになってた。
太陽の光もそうでした。
太陽の光、光は波、熱を持った暖かな光の音がする。
それが、地面の水の冷たさに反射して、キラキラと光っている。
根は冷やり、葉っぱは温か。
その落差に、なんとも言えない心地よさを感じました。
寝そべりながら、植物の気持ち。
色々な生命たちの気配が、音になって、自分を支えるのを助けてくれている。
だから、豊かな土ではよく育つのだと思った。植物たち。
あと、自分自身も、豊かな土の上で、色々な気配を感じて、いつのまにか安心して眠る。
おきたら、すごく目が冴え渡る感覚。目覚めスッキリ、すばらしい(。0 _ 0。)ノ
水。水は、音を響かせるために必要なんだね。
皆持ってる、身体の水。水を通して、全ての音が共鳴するようになる。
欲望のままに生きる
この格言は、生きる場が
「自然」か?
「都会」か?
によって、全く意味合いが異なってくる。
自然の中で欲望のままに生きる時、全ての選択に自ら責任を伴う。
因果応報ともいう、欲望のままに生きた、あとの結果も全て受け入れる姿勢を問われる。
だから自然に、欲望のままに生きるとは、決して悪しきことではない。
寧ろ、素直に、自分のときめきや欲望に従えば、最高の道を歩めるガイドにも成りうると。
自分に返ってくる結果をダイレクトに感じることで、ここからさらに正確な選択をしていける。
一つ一つ進みつつ、間違えつつ、修正しながら、望む未来にどんどん突き進んでいける。
願望が叶っていくのを直に感じ取れる、もっともっと。
望めば望むほど、周りの皆が助けてくれるようになり、どんどん願望が形になっていく。
自然の中でなら、芯から沸き立つ欲求の最中、美しい舞台で素晴らしい舞を演じられると思う。
さて、都会という地場。
ここで欲望のままに生きるというのは、前者と意味合いが異なってくる。
都会は、何というか外と内で一つの壁を隔てている。
自分のやった結果というのを直に感じにくい、或いは時間差でしか感じ取れなくなってる。
だから都会で欲望のままに生きると、こうなりたい、ああなりたい。といった未来への欲がお座なりになってしまう。
代わりに今、瞬間瞬間の快楽への欲が先行して、何となく歪にゆがんでいく。
刹那的なモノが優遇されるのが、あの灰色の地の特徴であろうか。
お金じゃぶじゃぶ、それどうやって稼いだの?の影響も何ら無頓着に
高級料亭に観光リゾート、宴会飲めや騒げや最後は美女とホテル三昧だぜ〜。
そんなノリで快楽付けになって、一瞬の栄光と煌きの最中、そのまま灰となって燃え尽きる。
何も残らず、塵のように。
だから人は云う、欲望に負けちゃダメ。まじめに働け!って。
でもその言葉、都会においても罠。ようは仕組みの歯車に嵌め込まれるってことだから。
刹那的な欲を持つものに、否応なしに使い倒されるだけ。
そして座の集団ごと、皆消えていくんだ。。。
そこまで分かってて、黙って了承しろというのかい?
世の中の、これまでの常識や、縛り文句など、どうでもいいんだよ。
どうあっても、自分こそが最も大切な存在ではないか!
勝手に巻き込んでくれるな、と。束縛を跳ね返せるんだよ。
欲望のままに生きるとは、本当になりたい自分自身の姿を実現するということ。
自分自身を取り戻すこと。理想の未来を、頑なに求め続けること。
欲望のままに生きる
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- 人間関係, 日常のこと
- 2015年06月07日
それが問題だった。
今まで受け入れられるのは難しいと思っていた。
考え方があまりにもかけ離れていたから。
だが、一人の人が教えてくれた。
そうでもなかったみたい。原因は自分の心の持ち様にあった
ずっと、お話しを聴いてる内に、ただ生きてくだけでも精一杯の日常を、追体験する内に。
もし、この人に、自分の考えを話したらどうなるだろう?って思った。
少し話した。端的に。
「土地がほしい」
え???
最初、こんな感じな反応。
それでどうしたいの?って返された。
だから、この図らしきものを見せた。
⇒ http://goldenflower.jp/blog/2698
え???
これ本気?!(笑)
って笑われた(。0 _ 0。)ノ
というのが、冗談だと思ってたみたいなのが本気だと伝わると
神妙な顔持ちになって、静かに口を開く。
「それ、私だったらついて行けない」って。
一般的な回答。が、そこから願いを叶えるヒントを付け加えてくれる。
「まず、最低限生活できる家でしょ? 絶対に必要なのそれ」
(o _ o。)
「次に車。これがないとどうやって山林まで行き来するの?」
(o _ o。)
「最後に、土地。あのね、いきなりココだけ完成させようって
一体どれだけの年月かかるの? 」
おっしゃるとおりでございます(o _ o。)
「いや、これ当たり前の意見だから(笑)」
…(苦笑)
まぁ、そんなやり取りがあってですね。
つまり、自分が今まで世間一般に対して聞く耳を持たなかったことが
突拍子もない夢の光景のみに焦点を宛ててたが故、理解されない結果だったのですわ(。0 _ 0。)ノ
賛同者がおらなければ、孤独にやるしかねぇ。
どんだけかかるやろか? 失敗しまくって気づくのと、
お話を聴いて気づくのではスピードが違いますね。
それまでの道のり、より分かりやすく確実な方向性を、身近な方からご伝授くださいました。うむ、あなたは神か(。0 _ 0。)ノ? これならより現実的じゃ。
自ずから、愚か者だと自覚せざるをえんにゃ(‘ ‘*)
故に、すーぱーフレキシブルなお言葉をお受け取りなさった。