自分を奪われた状態
住む場所がない。
生きる場所がない。
なぜか最初から奪われてる。
状態で生まれる。
都会っ子。
生きる場所、住む場所、子供にとって自分の体の一部。
なのに、それらを思う存分に動かせない。
賃貸のマンション、アパート。
マイホームであっても、色々な制約がある。
土はどこ、植物はどこ? 虫たちは? 動物たちは?
壁が行く手を阻む。らくがき、少しでも汚すと怒られた。
人様の物になんてことするんだい!って。どうしてそれが許されないんだろう?
不思議に思った。なぜか怒られる、好きなように動いてただけなのに、
よくわからないけど、自分は悪いことしたんだって想ってしまう。
分からないから一つひとつの行動に自信が持てなくなる、さらに自分の行動が制限されることを無意識に感じる。ストレス。
赤ちゃんは、自分の身体と外の境界線がないから。
参考 ⇒ 自分という存在を拡張した捉え方
子供のころ、十分に生きる場所、身体を動かせる場所が、住む場所が、最初から与えられてなかったように思えていた。
この延長線上に、馬鹿高い金額を払わないと家を持てないとか
毎月の家賃を払わないと住む場所がないとか。ルールとか制約とか
よく分からない現実を目の当たりにする。
自分の家に住んでるとはいえない。その場所は、自分の体の一部とはいえない。
どうして手を使い続けるのに、毎月維持費がいるの? 誰に払うの?
しかも自由に動かせる腕を、決められたとおりにしか動かしたらいけませんとか! 制限付き!!!!
ただ生きるのに、誰にお金を払って誰のルールに従う必要があるの?って。
気がつけばまるで、無意識に奪われてるということ。
田舎はまだ大丈夫なんだ。これが都会に行けば行くほど…
意味不明に高い家賃や土地代が、そこに住む人を、商売する人を、縛り上げる。
だれが盗ってるのか?
土地の値段が高いと誰が得するのか?
土地代が高いと物価が上がる。人件費が上がる。給与も多い。
お金を稼ぐなら、都会だ! そして人が集まる、仕事もある。
しかし、その分、多くにお金がかかるようになる。
すごく不思議だった。
なんにもないのに土地だけ高くて
みんなそこに集まって、集まるから商売できて、お金の周りもよくて。
でも、たくさんの無駄。人の土地、人の土地で人生を捧げる。
地に足がついてない、自分の元には何も残らない。
都会、自分の居場所どこにある?
どうして、最初に自分の居場所を与えられない?
どうして住むのに、そこに居ない人に。
全く関係ない人に、土地代払うことになってる?
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