自分の草地をお世話するの

どんなに遠くを見ても、自分にはどうしようもないことが多い。
まぁ、一見何の関係もない第三者だからこそできる事もあるんだけど…
でも、遠く離れた場所へ行く手間と、労力とお金が勿体無い。

 
僕の大切な人は、目の前のただ一人だ。
遠くの人や、過去の人じゃないんだ。

 
よもや見えない糸で繋がってるかもしれないけれど
共通点は多いし、いつの時代も同じようなことで悩んでる気もするけど..

 

アナスタシア第2巻で、彼女の元に蒼いオーブが現われる場面があった。
地球のエネルギーではないらしい、それが彼女の元に訪れて、色々と助けていたらしい、
別れ際のアナスタシアさんの言葉は、印象的だった

「あなたと一緒にいるのはとても幸せ。あなたはいつもいいことだけをして、助けようとしてくれる。でも、もうこないで。あなたに、ものすごく大きな草地があるって分かったの。行って、あなたは自分の草地のお世話をしないといけない」

 
あなたは遠くの人ではなく、目の前の人に意識を傾けるべきなんだ、と、云われた気がした。実際そうなんだろう…
 
ただ、自分の立場を振り返ってみると。
今の自分は、目の前の最愛の人にできる事は限られるんだ。
出来ることは何でもしてあげたい。そう思っている。

でも、自分が思うようになかなかしてあげられない。
彼女を取り囲む幻影、思い込みが色々と阻んでる。芯の想い関係なく、ね。

遠くの彼は、そんな幻影を見事に取っ払っていた。スゴイよね。
 
 
自分も精一杯やってるつもり、たぶん上手く行ってる方なんだとは思う。
でも、どうして彼女をもっと素敵にしてあげられないのだろう? いつも考えこんでしまう。。悪い癖だね。
そうやって考えこむ僕を見て、目の前のめぐは「私のせいで…」って思い悩んでしまう。うん、ごめんね。

めぐはどこも悪くないんだよ…

 

だから、何でもないようなフリをして、多くを語らず見守ってきた。
このスタンスが一番だった。その方が、彼女をもっと理解できるから。
自分の最善だと思ってたルートは、彼女の内面を知る度にもっといい方法があると気付かされた。

 
寝かせるということは大事なことなんだ。
それによって、最善の一手を突き詰めることができるから。
あれこれ考えて悩む時間が、たった1手に集約される。

 

。。。

 
あれこれ考えて悩む…ね。
そんな時に、過去のめぐ、遠くのめぐを視ようとしたんだろうね。
今、少し違う世界に引っ張られて行ってる気がするよ。

 
僕の、今棲む場所は、此処。
あの場所じゃない、あの時代じゃない。

 
ただ、違う世界の彼女を感じてみて、たくさんの学びがあった。
そして、そんな時代に対して、自分のできる事がたった一手あった。

時空を超越してるね。スゴイね。

 
想いは連鎖するから。目の前に波及するのを知ってるから。
僕は、目の前の最愛を想いながら、そこに一手投じてみるんだ。

 
あの蒼いオーブの気持ちが、少し分かったような分からないような…

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